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2017年、トニー賞 演劇作品賞をはじめ、オビー賞、ドラマ・デスク賞など数々の演劇賞を総なめにし、アメリカ演劇界を席巻した話題作、「Oslo(オスロ)」。イスラエルとパレスチナが初めて和平交渉に合意した【オスロ合意】の史実に基づいて描かれた重厚な人間ドラマは高い評価を得てニューヨーク、ロンドンでも上演され、いよいよ2021年2月、待望の日本初演を迎えます。
主演は、舞台やミュージカルで圧倒的な存在感と確かな演技力で魅せる坂本昌行。オスロ合意の成立に大きく寄与したノルウェーの社会学者テリエ・ラーシェンを、力強さとおおらかさをもって体現します。
テリエの妻で外交官のモナ・ユール役に、安定した演技と華のあるしなやかさをもつ元宝塚トップスター・安蘭けい。 イスラエルの外務省事務局長ウリ・サヴィール役に、映画・ドラマ・舞台とジャンルを問わず活躍し、幅広い役を硬軟自在に演じ分ける福士誠治。 ノルウェー外務副大臣とイスラエルの経済学准教授という立場の異なる2役に挑むのは、A.B.C-Zのメンバーとして様々なフィールドに躍進する河合郁人。 日本初演となる今作の演出を手がけるのは、上村聡史。第22回読売演劇大賞最優秀演出家賞、第56回毎日芸術賞・千田是也賞を受賞するなど、その演出手腕は高く評価されています。
実力派のキャスト陣と気鋭の演出家が描き出す、信念と熱意の人間ドラマに、どうぞご期待ください。
ノルウェーの社会学者テリエ・ラーシェン(坂本昌行)は、外交官の妻モナ・ユール(安蘭けい)のカイロ赴任に伴って中東各地を旅して回っていたある日、二人の少年が武器を手に対峙する光景を見かける。 憎しみの奥に抱えているのは二人とも同じ「恐怖」なのだと気づき、『少年同士がこんなことをしないで済むところへ』と中東の和平実現を決意。
当時、イスラエルとパレスチナは長らく緊迫した状態にあり、公人同士が会えば法に触れる。PLOに至っては死罪と決まっていた。誰もが無茶な話だと一笑に付すなか、モナの上司であるノルウェー外務副大臣のヤン・エゲラン(河合郁人)に思いを説いて協力を得られることに。しかし、極秘裏に準備を進めていた両代表の面会がいよいよ明日に迫ったある日、大惨事が起きてしまう……。
そして、ふりかかる様々な難局をどうにかこうにかくぐり抜けようと模索するテリエに、ついに、待ち焦がれていた連絡が入る。これまで非公式に進めるために民間人が派遣されていたイスラエル側の代表が、外務省事務局長のウリ・サヴィール(福士誠治)に代わる、と……。